パラリンピックのボッチャは完全バリアフリーにはなっていません。

子どもや知的障がいある人にとっては越えられない壁が存在します。
困っている人がいると思いますので、ぜひご一読ください。

壁の一つは戦略性です。

戦略の壁

子どもに限らず、ほとんどの人がこの壁で行き詰まります。

「初心者泣かせの壁」と呼んでいますが、下の画像をご覧ください。

壁とはジャック前にカラーボールがピタ付けされた状態です。

攻略法を知っているか、知っていないかで初級と中級が分かれるといっていいでしょう。

※攻略法を知りたい方はこちら記事をご覧ください。


やっかいなことに。
攻略法を知っても実際に出来るかと言えば難しい。

ボッチャを囲碁・将棋に例える人がいますが正にその通り。

子どもでもボッチャに参加は出来ます。
ただ最終的には大人が勝ちます。

「ボッチャは知的な部分では壁がある」ということです。

この問題は特に知的障害ある人にとっては深刻です。

子どもはやり続けていけば、いつかは攻略方法を理解できます。
ですが、知的障がいある人でずっと越えられないままの人は多く見かけます。

多世代交流やユニバーサルスポーツとして考えると、もっと易しい仕組みの方がいいだろうと思うのです。

※話が脱線しますがボッチャが囲碁・将棋なら、当振興協会が提唱するoneボッチャは五目ならべ・はさみ将棋なんです。でも面白いんですよ。

筋力の壁

もう一つは筋力の壁です。
力の弱い人はコート奥までボールが届かないのです。

パラリンピックコートは奥まで10mあります。

小学校低学年くらいだと10mまで届かない子はいます。※女の子に多いです。

ランプ選手も同じ悩みがあります。
しっかりした土台と延長パーツがないと奥まで届きません。
知的障がいある人は認知力の部分で10mは遠いです。

何年か前に大会がありました。
社会人や知的障がいある人、子ども含めてのユニバーサルな大会です。

とある社会人チームが「コート奥へ投げろ。(相手は)届かないから」と堂々と言っていました。

相手チームは成人の知的障がいのある人たちのチームでした。

結果は社会人チームの圧勝。
負けた側はさぞつまらない試合だったろう、と察します。

社会人チームが悪いとは思いません。
相手の弱点をつくのは勝負なら当然です。

悪いのは大会運営者です。
コートをもっと狭く、誰もが届く大きさにするべきでした。

その大会運営者は誰か。
この文章を書いている私です。

反省込めて言います。

パラリンピックルールのままやらなくてもいいんじゃないでしょうか。