日本レクリエーションボッチャ振興協会のホームページにお越しいただきありがとうございます。
理事長を務めます田中と申します。
ボッチャと出会ったのは2008年です。
これまで数十回の大会、百を超える体験会を開いてきました。
とある大会での話です。
審判ボランテイアとしてきてくれた人が年配の選手に怒られていました。
怒りの原因は「ルールブックに書いていることが出来ていないじゃないか」というものでした。
怒られているボランティアさんがどう思ったかは想像しか出来ませんが。
「こんなことなら家でゆっくりしていれば良かった」
大なり小なりそう思ったと察します。
「町内会でボッチャを取り組みたい」という方と出会いました。
大会では人が集まるのですが練習会は九官鳥が鳴いてました。
小中学校での体験会を何度も開きました。
「どうすればいいの??」と困った顔をする子が一定います。
そうなるにはパターンがありました。
一般的に行われているレクコートには必勝法が存在しました。
当振興会が提唱するレクリーエーションルール「oneボッチャ」は数々の失敗と疑問から生みだしたものです。
パラリンピックのボッチャをそのまま街中でやるには無理がある、と思いました。何かもが街中で一般の人たちがやることを想定していません。
ボッチャで盛り上がるのは投球順が頻繁に入れ替わるシーソーゲームです。
このシーソーゲームの起こりやすい仕組みがoneボッチャです。
町内会、会社、学校や施設でのレク用途であればoneボッチャが最適です。
大会開催が容易になります。
白熱した試合が増えます。
勝つ見込みがなくなった試合は早く終われます。
ボッチャは人を繋ぐスポーツです。
この競技が障がいある人だけに留まらず、広く大勢の方に参加してもらいたいと願っています。
パラリンピックボッチャそのままでは広がらない、他に工夫はないのか、盛り上がる種目にしたい。
そう思う方はぜひoneボッチャを試してみてください。
ご質問等はなるべくお答えできるよう努めます。
みなさまと良いパートナーになれるよう励んで参ります。
2020年 吉日